
Silkscreen Printing
シルクスクリーン印刷
印刷版にメッシュ状に穴が開いており、ゴムヘラでインキを掻き出すことによって、商材(ワーク)へ印刷する技法です。ほとんどの業界と言っても過言でないほど幅広い業界でシルクスクリーンの技法が使われております。
印刷箇所が「 平 面 」「 ある程度の曲面(R形状)」や、円筒形状の側面に「 円周印刷 (テーパー対応)」が対応可能でございます。
(材質対応も数え切れないほどの対応実績がございます。)


印刷イメージとしては図をご覧ください。
(青い機械が平面印刷機のイメージで、緑が回転印刷のイメージです。 回転印刷は、版と商品回転を同期させることによって、印刷しております。)
※ コップや筒の側面印刷 ・ ケースへ印刷 ・ クリアファイル・歯ブラシ・工具部品・アクリル等の板・その他多数実績あり。
製品は完成品・半製品のどちらも対応可能です。
※ ホットスタンプと違い、安価で色調合が可能で、DICやPantoneなどのカラーチップにより、ご指定いただけます。
※ 印刷には、商品は勿論、シルク版と、受け治具(不要な場合あり)が、一般的に必要です。
(ご支給版や支給治具を使用して印刷する場合は、環境の違いにより、使用できない場合や、破損の恐れがございます。)

Hot Stamp
ホットスタンプ(箔押し)
ホットスタンプ(箔押し)は、金属製又はゴム製の凸版を使用し、箔と呼ばれる薄いフィルムを、商品と版の間に挟んでプレスすることによって、箔色が商材(ワーク)に(熱と圧力で)転写される仕組みでロゴや文字などのデザインを印刷する技法です。
印刷箇所が「平面」「ある程度の曲面(R形状)」や、円筒形状の側面に「円周印刷」を行うことが可能でございます。



ホットスタンプ(箔押し)の最大のメリットは、メタリック箔(金箔・銀箔・その他色物)で印刷することができるため、非常に高級感のある印刷が可能となります。
逆に苦手な部分とすれば、箔色は一般的に決まった色を選んでいただく事が多く指定色が厳密となると対応が難しくなってしまいます。(ロット注文により対応可能)
また印刷する瞬間はある程度の圧力が加わるため、薄い壁の中空製品などの場合は破損してしまう危険性もございます。
(現物確認や図面などにより判断可能でございます。)
条件がマッチすれば最安の印刷となりますが、工程数や量産性により逆に高くなる可能性もございます。
※ クリアファイル(クリアホルダー)・フタ・歯ブラシ・工具部品・アクリル等の板
・その他多数実績あり。
製品は半製品は大抵問題ございませんが、完成品の場合は要確認でお願いいたします。
※ 印刷には、商品はもちろん、箔版と受け治具(不要な場合あり)が一般的に必要です。
(ご支給版や支給治具を使用して印刷する場合もございますが、使用できない場合もございます。)

Pad Printing
パッド(タンポ)印刷
文字などを鉄板に掘り込みした印刷版に、シリコンパッドという柔らかいゴムを版に押し付けて、インキを吸着させ、そのシリコンパッドを商材(ワーク)へ押し付けることで、間接的にインキを商材へ転写させる原理で印刷する技法でございます。
ワンポイント的に印刷することが比較的多い手法ですが、シルク印刷では出来ないボール形状や歪形状、凹面など、形状をそれほど問わず印刷が可能となります。 (もちろん平面も印刷可能です。)
シルクスクリーン印刷に続いて幅広い業界に使用されている技術となります。
また一般的な100mm角の版に加え、当社の場合は200×100mm版も対応しております。前者と比べると若干ラフな印刷となりますが、
従来よりより大きな印刷も対応しております。



図は機械動作のイメージとなります。
※ シルク印刷で可能な商材に加えて、ボールに印刷、波板や湾曲した部分への印刷、角棒形状の角から2面にまとめて印刷など、多種多様の対応が可能です。
※ ホットスタンプと違い、安価で色調合が可能で、DICやPantoneなどのカラーチップにより、ご指定いただけます。
※ 印刷には、商品はもちろん、パッド版と、受け治具(不要な場合あり)が、一般的に必要です。(商材によります。)
(版は価格と耐久性により2パターンで対応しております)
(ご支給版や支給治具を使用して印刷する場合もございますが、使用できない場合もございます。)

Transfar
熱転写(プラスチック/布)
【熱転写:プラスチック】
フルカラーのデザインや色数が多い場合、コストと納期の問題に繋がってしまいます。
一般手法の「印刷 → 乾燥 → 印刷・・・」を
繰り返すと、常に「人」が関わる為、低ロットだと承認の出る単価であっても、大ロットとなるとシビアな単価を要求されますので、
受注に繋がりにくくなってしまいます。
ロットによりますが、次の印刷イメージ(方式)により、相場にマッチした印刷が可能です。
(完全指定仕様でない限り、安価策を提案いたします)



この 「熱転写」 は、予めフィルムに自動機で多色印刷させておいたフィルムを使用し、人が関わる工程を「1回だけ」にすることにより、色数の多いデザインであっても、非常に安価な価格帯で印刷することが可能でございます。
最低ロットはございませんが、フィルムロットはある程度の量が無いと逆に高くなってしまいますので、随時お問い合わせいただき、
ご希望をお聞かせいただけますと幸いでございます。
図のとおり、印刷箇所が「平面」「曲面(若干R形状)」や、円筒形状の側面に「円周印刷」が可能でございます。
【熱転写:布】
プラスチック用と原理は似ていますが、こちらの方はフィルムではなく、紙(離型紙)に印刷する方法となります。その紙を布商材にあてがい、熱プレスすることでインキ部分だけが、布へ転写される方式となります。
一般インキで綿などの生地に直接印刷すると、インキが生地に染み込んでしまい、発色が悪くなって問題の場合(染み込ませたいという実績もございます)があり、転写方式を使うことにより、発色が良く、細かい線の対応も可能になります。
(ただし直接印刷方式の方が安価(色数による)となります。)
基本的に当社では小物主体に対応させていただいておりますので、大きなデザインの熱転写(布)はお受けし辛いですが、ご状況にて
確認・検討させていただけます。
商材としては、布関係全般・スポンジ製品などとなります。
※テスト必要な材料もございます。
ロット対応可能数は、デザインサイズによりますが、小ロットの対応も問題ございません。



