
Silkscreen Printing
シルクスクリーン印刷
孔版印刷の一種。メッシュ状の印刷版に孔(あな)が開いており孔の部分にだけインクを落として印刷する技法です。ほとんどの業界と言っても過言でないほど幅広い業界でシルクスクリーンの技法が使われております。
【印刷可能箇所】
・平面・ある程度の曲面(R形状)・円筒形状の側面(テーパー対応)
材質対応も数え切れないほどの対応実績がございます。


図の青い機械が平面印刷機のイメージ、緑の機械が回転印刷のイメージです。 回転印刷はシルク印刷と商品回転を同時に行うことによって曲面の印刷が可能となります。
印刷色はDICやPantoneなどのカラーチップよりご指定いただけます。
ホットスタンプ(箔押し)と違い安価で色調合が可能です。
【対応商品】
コップや筒の側面 ・ ケース ・ クリアファイル・歯ブラシ・工具部品・アクリル等の板・その他多数実績あり。完成品・半製品のどちらも印刷対応可能です。
【注意事項】
印刷の際には ①商品 ②印刷版 ③受け治具(不要な場合あり)が必要です。
ご支給の版や治具を使用する場合は、環境の違いによって使用できない場合や破損の恐れがございます。ご了承ください。

Hot Stamp
ホットスタンプ(箔押し)
金属製又はゴム製の凸版を使用し、箔と呼ばれる薄いフィルムを商品と版の間に挟み、熱と圧でプレスすることによって箔色が転写される仕組みです。ロゴや文字などのデザインを印刷するのに最適です。
【印刷可能箇所】
・平面・ある程度の曲面(R形状)・円筒形状の側面



メタリック箔(金箔・銀箔・その他色物)を使うことができるため、非常に高級感のある印刷が可能となります。条件がマッチすれば最安の印刷となりますが、工程数や量産性により逆に高くなる可能性もございます。
箔色は予めある色の中からをんでいただく事が多いので、色幅が少ないのがデメリットですが、ロット注文により指定箔色での制作が可能です。
【対応商品】
・クリアファイル(クリアホルダー)・フタ・歯ブラシ・工具部品・アクリル等の板
・その他多数実績あり。製品は半製品は大抵問題ございませんが、完成品の場合は要確認でお願いいたします。
【注意事項】
印刷の際には ①商品 ②凸版 ③受け治具(不要な場合あり)が必要です。
印刷時にある程度の圧力が加わるため、薄い壁の中空製品などの場合は破損してしまう危険性もございますので現物確認や図面などを事前にお知らせください。
ご支給の版や治具を使用する場合は、環境の違いによって使用できない場合や破損の恐れがございます。ご了承ください。

Pad Printing
パッド(タンポ)印刷
文字などを鉄板に掘り込みした印刷版に、シリコンパッドという柔らかいゴムを押し付けてインキを吸着させ、間接的にインキを商材へ転写させる原理で印刷する技法です。シルクスクリーン印刷に続いて幅広い業界で使用されています。
当社は一般的な100mm角の版に加え、200×100mm版もございますので、大きな印刷が可能です。100mm角と比べると若干ラフな仕上がりとなります。
【印刷可能箇所】
ワンポイント的に印刷することが比較的多い手法ですが、シルク印刷では出来ないボール形状や歪形状、凹面など、形状をそれほど問わず印刷が可能となります。もちろん平面も印刷可能です。



図は機械動作のイメージですが、シルクスクリーン印刷が可能な商材に加えて、ボール形状、波板や湾曲した部分、角棒形状の角から2面にまとめてなど、多種多様の印刷が可能です。
印刷色はDICやPantoneなどのカラーチップよりご指定いただけます。
ホットスタンプ(箔押し)と違い安価で色調合が可能です。
版は価格と耐久性により2つの材質がございますので、製作内容によってご提案いたします。
【注意事項】
印刷の際には ①商品 ②パッド版 ③受け治具(不要な場合あり)が必要です。
ご支給の版や治具を使用する場合は、環境の違いによって使用できない場合や破損の恐れがございます。ご了承ください。

Transfar
熱転写(プラスチック/布)
熱転写専用シートにデザイン等を印刷し、そのシートを印刷対象物に加熱・加圧してフルカラーで転写する印刷方法です。
プラスチックへの転写の場合はフィルムを、布への転写の場合は紙(離型紙)を使用します。
【印刷可能箇所:プラスチック】
・平面・曲面(若干R形状)・円筒形状の側面円周
【印刷可能箇所:布】
布関係全般・スポンジ製品等(テストが必要な材料もございます。)



図のように、予めフィルムに多色印刷させておいたフィルムを使用し、圧によって転写します。色数の多いデザインの場合、一度の工程で印刷ができるので非常に安価な価格帯での印刷が可能です。(色数によって直接印刷方式の方が安価になる場合がございます。)
布の場合、一般インキで綿などの生地に直接印刷するとインキが生地に染み込んでしまい、発色が悪くなる場合があります。転写方式を使うことにより、発色が良く線の細かい表現も可能になります。
基本的に当社では小物主体に対応させていただいておりますので、大きなデザインの熱転写(布)はお受けし辛いですが、ご状況にて
確認・検討させていただけます。
ロット対応可能数は、デザインサイズによりますが、小ロットの対応も問題ございません。



